錦織選手の成績と日程 2017年版

2017年の錦織選手は、グランドスラム、マスターズ、ATP500、ATP250の大会に出場予定です。あくまでも予定、予想ですので、変更になる場合があることご注意ください。
*シングルのみ
*デビスカップは除く

目次

1)ブリスベン国際(オーストラリア)ATP250

2017年1月1日~1月8日
コート:ハードコート
ATP250ながら、全豪オープンの前哨戦で顔ぶれは豪華。

錦織選手の昨年の成績:ビッグサーバのトミックに敗れベスト8。錦織選手は6年連続の出場で、ベスト4に3度進出している。

錦織選手の成績:準優勝(対戦相手:グリゴール・ディミトロフ17位)
優勝:グリゴール・ディミトロフ

6度目の出場で自己最高の決勝戦に進出するも、これまで3回戦い負け無しだったディミトロフにフルセットの末、惜敗。準優勝に終わる。

2)★全豪オープン(オーストラリア)グランドスラム

2017年1月16日~1月29日
コート:ハードコート
南半球唯一のグランドスラム
錦織選手の昨年の成績:全豪で自己最高に並ぶベスト4。優勝したジョコビッチに敗れる。

錦織選手の成績:ベスト16(対戦相手:ロジャー・フェデラー17位)
4回戦でフェデラーとファイナルセットまでもつれ込む名勝負を演じるも惜敗。シード1位のマレー、シード2位のジョコビッチがベスト8まで残れないという稀に見る波乱の全豪オープン。

優勝:ロジャー・フェデラー
伏兵の優勝も予感があった混戦の全豪の決勝は、ケガによる半年もの長期の休みから復帰したフェデラーと、ナダルという共に30歳以上のレジェンド対決。フルセットの激闘を制したのは、フェデラー。歴史に残る全豪となった。

3)アルゼンチン・オープン(アルゼンチン)ATP250

2017年2月13日~2月19日
コート:クレーコート
2017年の錦織選手は、前年まで4連覇を果たした相性抜群のメンフィス・オープンではなく、南米のアルゼンチン・オープンへの出場を選択した。詳しくはこちら「2017年の錦織選手は4連覇中のメンフィス・オープンに出場しないのはなぜ?
錦織選手の昨年の成績:昨年は出場なし(同時期開催のメンフィスオープンは優勝)

錦織選手の成績:準優勝(対戦相手:アレクサンドル・ドルゴポロフ66位)
好調を維持し決勝進出するも、第1セットをタイブレイクの末に落とし、第2セットも挽回できずに敗退。ツアー12勝目を逃すとともに、決勝戦での敗退が6連敗となる。

優勝:アレクサンドル・ドルゴポロフ

4)リオ・オープン(ブラジル)ATP500

2017年2月20日~2月26日
コート:クレーコート
昨年のメキシコオープンからリオ・オープンに変更。
錦織選手の昨年の成績:昨年は出場なし(同時期開催のメキシコオープンはベスト16)

錦織選手の成績:1回戦敗退(対戦相手:トマシュ・ベルッシ76位)
例年出場していたメキシコオープンからリオオープンに出場大会を変更して臨むも、2015年の全米オープン以来となるまさかの初戦敗退。クレーを特異とするトマシュ・ベルッシのストロークの前にミスが続き敗れる。

優勝:ドミニク・ティエム

5)BNPパリバ・オープン(米国)ATP1000

2017年3月6日~3月19日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:ベスト8。ラファエル・ナダルに敗れる。

錦織選手の成績:ベスト8(対戦相手:ジャック・ソック17位)
前年に引き続きのベスト8。ジャック・ソックのサーブに押され、初の準決勝進出はならず。

優勝:ロジャー・フェデラー
フェデラーとワウリンカによる、スイス勢対決となった決勝。今季、ケガから復活し絶好調のフェデラーが圧倒し、マスターズ最年長優勝を達成。ツアー通算を90勝目をあげると共に、大会最多タイとなる5勝目。

6)マイアミ・オープン(米国)ATP1000

2017年3月20日~4月2日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:ATP1000で、2014年のマドリードに続いて2度目の準優勝。優勝はノバク・ジョコビッチ。

錦織選手の成績:ベスト8(対戦相手:ファビオ・フォニーニ40位)
昨年準優勝だった錦織選手のホーム・マイアミオープン。惜しくも準々決勝で破れ、ベスト4進出ならず。

優勝:ロジャー・フェデラー
ナダルとの伝統のライバル対決を制したフェデラーが優勝。両者の対決は、ナダルからみて、23勝14敗の戦績となった。

7)バルセロナ・オープン(スペイン)ATP500

2017年4月24日~4月30日
コート:クレーコート
錦織選手の昨年の成績:3連覇がかかりましたが、ラファエル・ナダルに破れ準優勝。

錦織選手の成績:出場辞退
バルセロナ入りして練習を開始するも、マイアミ・オープンで痛めた右手首は万全でなかったようで、ドロー表が決まった後に出場辞退を決定。2014年、2015年と連覇し、昨年は準優勝と相性の良い大会だっただけに無念の棄権となりました。錦織選手本人も「バルセロナ・オープンを欠場しなければならなくなり、本当に残念。言うまでもなく、これは僕のお気に入りの大会であり、ここには過去数年の非常にいい思い出がある」とコメントしました。

優勝:ラファエル・ナダル
昨年の覇者、クレーの帝王ナダルが、連覇を果たしました。

8)マドリード・オープン(スペイン)ATP1000

2017年5月8日~5月14日
コート:クレーコート
錦織選手の昨年の成績:ベスト4。またもやジョコビッチに敗れる。

錦織選手の成績:ベスト16(対戦相手:ノバク・ジョコビッチ2位)
順調に駒を進めるも、準々決勝を前に、右手首の痛みが再発して、ジョコビッチ戦を前に棄権。2017年はケガに苦しむ試練のシーズンを迎えている。

優勝:ラファエル・ナダル
昨年はケガに苦しんだナダルが絶好調。ATP1000の大会での優勝30回で、ノバク・ジョコビッチの記録に並ぶ。

9)BNLイタリア国際(イタリア)ATP1000

2017年5月15日~5月21日
コート:クレーコート
錦織選手の昨年の成績:ベスト4。ノバク・ジョコビッチの壁は大きかった。

錦織選手の成績:ベスト16(対戦相手:デルポトロ34位)
手首のケガが心配されるも強打デルポトロとの打ち合う。試合は敗退し準々決勝進出はならず。

優勝:アレクサンダー・ズベレフ(17位)
第16シードの若干20歳のアレクサンダー・ズベレフが、第2シードのジョコビッチをストレートで破る快挙。歴代6番目の若さでのマスターズ初優勝を達成。

10)ジュネーヴ・オープン(スイス)ATP250

2017年5月21日~5月27日
コート:クレーコート
錦織選手の昨年の成績:ベスト4。ノバク・ジョコビッチの壁は大きかった。

錦織選手の成績:ベスト4(対戦相手:ミーシャ・ズベレフ33位)
2011年の全米オープンの前週に出場した以来、グランドスラムの前週は試合に出ていなかった錦織選手だが、ケガの影響でクレーでの試合経験が足りないとの判断で、急遽、ジュネーブ・オープン出場を決断。準々決勝のケビン・アンダーソンとの試合では、マッチポイントを握られてから大逆転するなど勝ち進むも、準決勝でズベレフに準決勝で敗れて、決勝進出ならず。

優勝:スタン・ワウリンカ(3位)
第一シードのワウリンカが、錦織を破ったズベレフを退け2連覇を達成。地元開催の大会で声援に応えた。

11)★全仏オープン(フランス)グランドスラム

2017年5月29日~6月11日
コート:クレーコート
錦織選手の昨年の成績:雨に泣かされた全仏。雨の中断で流れが変わりベスト16で姿を消す。ジョコビッチが悲願の生涯グランドスラム達成。

錦織選手の成績:ベスト8(対戦相手:アンディ・マレー1位)
ケガに苦しむ2017年のシーズンで迎えたクレーのグランドスラム、全仏オープン。心配されたケガの影響は感じさせず自己最高に並ぶベスト8まで勝ち上がる。準々決勝の相手は、世界ランク1位のマレー。スロースタータの錦織選手には珍しく第一セットを見事なプレーで取得。あわやと思われたが、王者マレーの壁は高く無念の敗退。

優勝:ラファエル・ナダル
レジェンド・ナダルが前人未到の10回目の全仏制覇。2017年は、フェデラー、ナダルの2大レジェンド復活の年となっている。

12)ゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ)ATP500

2017年6月19日~6月25日
コート:グラスコート(芝のコート)
錦織選手の昨年の成績:2回戦を怪我のために棄権。

錦織選手の成績:2回戦途中棄権(対戦相手:カレン・ハチャノフ38位)
2回戦を怪我(左臀部の痛み)のために試合途中での棄権。まさかの3年連続ケガで棄権となってしまった。

優勝:ロジャー・フェデラー
クレーシーズンの試合に出なかったフェデラーが、全英の前哨戦で優勝を飾る。ゲリー・ウェバー・オープンは、2年ぶり9回目の優勝。

13)★ウィンブルドン選手権・全英(イギリス)グランドスラム

2017年7月3日~7月16日
コート:グラスコート(芝のコート)
錦織選手の昨年の成績:途中棄権で無念のベスト16。

錦織選手の成績:3回戦(対戦相手:ロベルト バウティスタ19位)
グランドスラムで唯一ベスト8に進出できていない全英オープンの壁は今年も高かった。1回戦は圧勝するも2回戦は辛勝。3回戦はダブルフォルトのミスが響いて敗れ去る。

優勝:ロジャー・フェデラー
生きる伝説のフェデラーが、5年ぶり8度目のウインブルドン制覇。35歳のウィンブルドン制覇はオープン化以来最年長。8度の優勝はピート・サンプラス(米国)らの7度を上回って単独最多。

14)シティ・オープン(ワシントンDC・アメリカ)ATP500

2017年7月31日~8月6日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:出場せず

錦織選手の成績:ベスト4(対戦相手:アレクサンダー・ズベレフ8位)
成長著しい20歳の強豪アレクサンダー・ズベレフに完敗し、ベスト4で散る。

優勝:アレクサンダー・ズベレフ

14)ロジャーズ・カップ(トロント・カナダ)ATP1000

2017年8月7日~8月13日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:ジョコビッチに敗れるも、マスターズ3度目の準優勝。

錦織選手の成績:2回戦(対戦相手:ロベルト バウティスタ19位)
昨年準優勝、第5シードで出場するも、世界ランク22位のG・モンフィス(フランス)に逆転を許しまさかの初戦敗退。

優勝:

15)ウエスタン サザン・オープン・シンシナティ・マスターズ(シンシナティ・アメリカ)ATP1000

2017年8月14日~8月20日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:ブリスベンに続いてトミックに破れベスト16。

錦織選手の成績:欠場
第5シードで出場予定も、右手首の痛みで欠場することに。数日後、2017年の残りのシーズンの大会すべてを欠場することを発表。

16)★全米オープン(ニューヨーク・アメリカ)グランドスラム

2017年8月29日~9月10日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:マレーを破りベスト4に入るも、ワウリンカに敗れる。ワウリンカはジョコビッチを破り優勝。
錦織選手の成績:欠場

17)楽天ジャパン・オープン(東京・日本)ATP500

2017年10月2日~10月8日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:2回戦で左臀部の痛みのために棄権。
錦織選手の成績:欠場

18)上海・ロレックス・マスターズ(中国)ATP1000

2017年10月9日~10月15日
コート:ハードコート(室内)
錦織選手の昨年の成績:棄権
錦織選手の成績:欠場

19)スイス・インドア(バーゼル・スイス)ATP500

2017年10月21日~10月29日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:前週の上海マスターズを欠席で心配されるも準優勝。
錦織選手の成績:欠場

20)BNPパリバ・マスターズ(パリ・フランス)ATP1000

2017年10月30日~11月5日
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:地元の大声援を受けたツォンガに破れベスト16
錦織選手の成績:欠場

21)ATPワールドツアー・ファイナルズ(ロンドン・イギリス)

2017年11月13日~
コート:ハードコート
錦織選手の昨年の成績:3年連続出場で、2年ぶりのベスト4に輝く。
錦織選手の成績:出場ならず

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