ウインブルドン現象

ウインブルドン現象(ウインブルドン効果)とは、テニスの世界的な大会ウインブルドンで、大会は注目され大会運営は成功を収める一方、世界の強豪が上位を独占し、地元イギリスの選手(国内の選手)が活躍できない状態をいいます。

テニス用語というよりも、経済でよく使われる言葉で、市場経済の元で、外資系企業の参入によって市場は成長する一方、国内企業が淘汰されたり、買収されてしまい、国内企業が活躍できない指します。

ウインブルドン(全英)の男子シングルスでは、1936年の地元のフレッド・ペリーの優勝以降、イギリス選手が優勝できない時代が続き、この言葉が生まれました。

ジンクスを打ち破ったのは、BIG4の一角を占めるアンディ・マレーです。2013年、地元選手としては実に、77年間ぶりの優勝を飾りました。

ちなみに、準優勝者も、1938年のヘンリー・オースチンから2012年のアンディ・マレーまで、74年間出ることはありませんでした。

*写真は、ウインブルドン選手権公式サイトのスクリーンショットです(2016年6月時点)

ウインブルドン選手権の公式サイト http://www.wimbledon.com/

英語:Wimbledon Weather
読み:ういんぶるどんげんしょう
別名:ウインブルドン効果、ウインブルドン化

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